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2012.02.11  異常な筋力の低下

筋力の異常な低下で懸垂が出来ないこどもが増えている。 筋力が異常と言えるほど低下したのは、筋肉に常に刺激が入っていないからだ。 筋肉が疲労すれば、必ず瞬発力は低下するから、懸垂が出来ない。現代のこどもにはごくふつうにみられることだが、正常な体から考えるとこれはかなり異常なことである。 筋肉の疲労は、筋肉に溜まった乳酸を新陳代謝で取り除くことができないために起こり、 この状態を一般に『疲労現象』という。 では、若すぎるほどに若い彼らに、なぜこのような加齢による現象が起こるのだろうか。 原因は、一にも二にも"姿勢"にある。 人間は、骨格の構造からいっても、正しい姿勢でいるときが一番疲れない。 立っていても座っていても、筋肉が最も良い状態でバランスをとっているときが、いちばんラクなのだ。 悪い姿勢でいれば、体はそれを修正しよとして無理なバランスをとろうとするから、無意識のうちにムダな筋力を使っているわけで、いつもいつもこのような状態にあると筋肉の疲労はどんどん溜まってくる。しかも、瞬発力もなくなってくる。 瞬発力というものは、筋力を使っているときには出にくいもので、筋力が一時ゼロになった瞬間から生まれるのだ。 止まっているときには簡単に出来るスタート・ダッシュも、マラソンのような長丁場を走っている最中には難しい。ダッシュするには大変な体力が必要になる。 これと同じことで、瞬発力のないこどもは、筋肉がいつも、マラソンをやっているような状態にあるということだ。 さらに、まずいことには、悪い姿勢が続くと今度は骨が曲がってくる。 こうなってしまうと、日常の生活のなかでこどもの体を蝕む疲労を取り去ることはとても困難になる。 筋肉や骨の疲労はやがて全身の疲労になり、ひいては集中力にも影響がでる。本来なら脳に行くべきエネルギーが、肉体の疲労による消費に回ってしまうから、このようなことが起こるのだ。 健全な生活を維持するためには、自分自身はもとより、こどもや家族全員の姿勢に日頃から十分な気配りが必要である。 (痛みは体のSOS 参照) セラピスト 川原

投稿者 KCSいなべ (08:45) | PermaLink

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