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2011.07.05  椎間板ヘルニア

ヘルニア』は、ドイツ語で『飛び出した』という意味。だから、椎間板ヘルニアは、椎間板が飛び出したということだ。

 椎間板は、連なっている椎体の間にあって、生理彎曲とともに体のクッションの役割を持っている。 

 骨だけの場合でいうと、椎体にかかった圧力はこの椎間板で分散されたうえで、次の椎体に伝わるのだ。

 組織は繊維軟骨性で、髄核と呼ばれる中心部の周りを線維輪が取り囲み、さらにそれを上下で軟骨板が包んでいる。

 何かの具合で椎間板が損傷を受けて変性が起きやすくなっていたり、線維輪に亀裂が入ると、そこへ圧力が加わった場合に、線維輪、続いて髄核がそこから脱出して神経を圧迫するために、強い痛みを起こす。これが椎間板ヘルニアである。

 もっとも、椎間板ヘルニアの原因はこれがすべてではない。骨のネジレがひどくて(とくに、前弯の場合)椎間板そのものが変質して起こるケースも多いのだ。これはまさに、骨をゆがめてしまったために起こる病気だといえる。

 腰椎がゆがむと、中の椎間板が変形した状態で圧力を加えられるから、力の弱いところへ飛び出すというわけだ。

 椎間板ヘルニアは主に腰椎の4番と5番の間、腰椎の5番と仙椎の間に起こるが、頚椎に起こることもある。

 腰椎は、加重がかかると前方に行こうとする動きと戻ろうとする動きが出てくるが、体の要ともいえる腰椎の4,5番は、とくに大きな可動をもつために傷みやすいのである。

 腰椎で起きた場合、髄核が後方の脊柱管にはみ出すのがいちばん厄介で、神経根や馬尾神経そのものを圧迫・刺激するために腰痛や腰の曲げ伸ばしの苦痛以外にも、坐骨神経、足の筋力低下、馬尾神経マヒなどを引き起こす。

 頸椎で起きた場合には、頸髄圧迫によって上肢の神経障害ばかりではなく、下半身にまでマヒ症状を及ぼす。さらに、排尿、排便障害まで伴う場合がある。

(痛みは体のSOS 参照) セラピスト川原

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投稿者 KCSいなべ (10:32) | PermaLink

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