トップスタッフブログ>四十肩・五十肩

スタッフブログ

2011.06.03  四十肩・五十肩

 40〜50歳代の人に多くみられるのでこう呼ばれるが、正式な病名は『肩関節周囲炎』。 いつからとはなく肩の関節が痛みはじめ、腕が上がりにくい、腕をうしろに回せない、といったように腕の運動がひどく制約を受け、無理に動かそうとすると痛みが出る。  腕が動く(関節が動く)のは、肩の骨や筋肉が正常な位置にあってこそ出来る運動である。 手を水平よりも上に上げるためには、主役の胸鎖関節やそれを補助する肋骨、鎖骨などの骨や周囲の筋肉が正常に稼働しなければならない。

関節の可動範囲が小さくなると、筋肉は当然その範囲でしか動けなくなるわけで、それ以上伸ばそうとすると筋肉どうしの摩擦が起こり炎症を起こし、痛みが出てくる。この状態が肩関節の周りで起こるのが肩関節周囲炎である。

 この筋肉性の痛み(炎症)は、可動範囲を超えて関節を動かそうとしたときに、筋肉がいま現在の状態を守ろうとするために起こるもので『ゴルフ肩』などもこの仲間なのだ。つまり、ふだんの生活で筋肉にそれなりの可動をつけていなかった人が、いきなり動かそうとするものだから、筋肉に炎症がおこったわけである。     ほとんどの人は、実際には腕が上がりにくくなっていても、実感していない。そもそも、腕というのは、上げて使うことが滅多にないもので、たいていは水平以下で使っているから気がつかないのだ。 しかし、知らなかったからといって、悪くなった状態を続けていれば、そのうち、可動範囲が狭くなったままで筋肉は次第に萎縮してくる。これがひどくなったものを『筋肉の拘縮』というが、筋肉は本来収縮性のもの。縮むのが仕事なので、縮みながら全体のバランスをとっている。だから、使わなければ使わないだけますます硬く縮むのである。

 こういう人は、筋肉の可動範囲をいっぱいにとるようなストレッチをするとよいけれど、骨がズレているために神経を圧迫して運動機能障害を起こしていることが多いので、ぜひそちらの診察を受けてみるべきだろう。

(痛みは体のSOS 参照) セラピスト川原

GUM01_CL07042.jpg

 

投稿者 KCSいなべ (10:52) | PermaLink

TrackbackURL :