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2011.06.02  誰でも自然分娩ができる??

 骨盤にズレがあると、腸骨そのほか全部がズレてくるが、腸骨にも若干のズレが出る。 恥骨結合というものがある。これは関節窩になっている結合体なので、特定の方向には非常に動きやすくなっている。

 とはいっても、それはある特殊な力がかかった場合の話で、この特殊な力というのが『出産』だ。 しかし、骨盤のネジレが強くなってくると、恥骨結合が動きにくくなる場合がでてくる。これが’’恥骨が十分に広がらない’’という状態である。

 変なほうにネジレを起こしたために正常な広がりをもつことが出来なくなって、出産が不能になるというわけだ。 安産かどうかは骨盤の可動にかかっており、それを阻む原因は骨盤のズレで、そのために恥骨の変位による可動不全が起こるのである。

 腕にしろ肩にしろ、関節はネジレると動きにくくなるもの。 恥骨結合にもまったく同じことが言えるのだ。   骨盤に関する臨床例で、おもしろいことがある。恥骨を正常にすると足の開きがよくなるのである。      大腿部の内側にある薄筋(開脚したときにピンと張る筋肉)は、恥骨がズレると上方に余分に伸ばされたような状態になる。これは、筋肉に刺激が入ってるために萎縮性が強くなっているわけで、恥骨を正常に戻すと、それまで引っ張り上げられていた薄筋は本来の位置まで下りてくるから、足の開きがよくなるのだ。

 多くの方が経験されている安産体操にも薄筋を伸ばす運動があるけれど、これは恥骨を下ろす体操だともいえるだろう。骨盤が後方に変化したら、恥骨は上方に変化するのである。

(痛みは体のSOS 参照)  セラピスト川原

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投稿者 KCSいなべ (18:21) | PermaLink

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